User:Takakococo

シック・パピーズ
Background information
Origin	Australia
Genres	オルタナティヴ・メタル ハードロック ニュー・メタル（初期）
Years active	1997年 -
Labels	[ヴァージン・レコード]]
Members	チャド・クルーガー （ボーカル、ギター） マイク・クルーガー （ベース） ライアン・ピーク （ギター、ボーカル） ダニエル・アデア （ドラムス、ボーカル）
Past members	ブランドン・クルーガー （ドラムス） ライアン・ヴィクダル （ドラムス）
Website	（英語）

シック・パピーズ　

基本情報

出身地　オーストラリア・シドニー／アメリカ合衆国カリフォルニア州

ジャンル： オルタナティブ・ロック オルタナティブ・メタル ハード・ロック ニュー・メタル（初期）

活動期間： 1997年－現在

レーベル： ヴァージン・レコード

公式サイト：http://www.sickpuppies.net （英語）

メンバー： シモン（シム）・ムーア　（ヴォーカル、ギター） エマ・アンザイ（安西）（ベース） マーク・グッドウィン　（ドラム）

旧メンバー：クリス・ミレスキ

オーストラリアで結成され、現在アメリカ・カリフォルニア州ロサンゼルスを拠点に活動中の、オルタナティブ・ロック・バンド。 「フリーハグ（Free Hug）キャンペーン」のBGMとして、「オール・ザ・セイム(All The Same)」がYOUTUBEを通して注目を集めたことが、最初の主なきっかけとなり、国内外に名前が広がった。

遍歴

＜結成＞

1997年、オーストラリア・シドニーのモスマン高校在学中であった、シモン・ムーアとエマ・アンザイが音楽室で会った際、たまたま二人ともシルバーチェア（オーストラリアで活躍中のバンド）のファンであったことから、意気投合。 当初は、ムーアがドラム、アンザイがギターを担当し、Silverchairのほかに、Green Day、Rage Against the Machineなどのコピーをしていた。 その後、オリジナルの楽曲を作って演奏するようになり、新しくドラム担当のクリス・ミレスキが加わって、現在のバンドの原型が形成された。

バンド名の由来

もともとSick Puppyとは、英語で「変わり者」を揶揄した表現で、同バンド名の由来としては、二つの説がある。

ひとつは、シモンがバンド名の候補にまずSick Puppiesを挙げ、数日後たまたま自宅に戻った際に、父親がカール・ハイアセン著「Sick Puppy」を読んでいたことによる、というもの。

一方、シモンの証言によれば、彼らがガレージで練習中、迷い込んできた犬が、機材の上で嘔吐し、初期グルーピーの一人が、「That’s one sick puppy!」と叫んだことによるという説もある。

しかし、2010年7月のライブ・ストリーミングの際、司会者がことの真相を尋ねたところ、前者の「Sick Puppy」の本から命名されたというのが、真相であるとのこと。（エマ談）

ディスコグラフィー

ドッグズ・ブレックファスト　(Dog’s Breakfast)　- EP盤

自費、およびミュージシャン兼プロデューサーであるシモンの父親の協力で、リリースされた。

ウェルカム・トゥ・ザ・リアル・ワールド (Welcome to the Real World)

2001年にリリースされ、毎年オーストラリアで開催されるトリプル・Ｊ・アンアースト・バンド・コンテスト(Triple J Unearthed Band Competition) にて優勝。これをきっかけにポール・ステパニック・マネジメントと契約。 オーストラリア国内でのバンドの知名度が上がるに伴い、バンドとしてのレベルアップを図るため、アメリカ・ロサンゼルスへ活動拠点を移すことを決意。 この際、当時ドラムを担当していたクリス・ミレスキが移住不可能となったため、募集サイト、クレイグズリストにてドラマーを募集。応募してきたマーク・グッドウィンが、新しくバンドに加わった。

なお、このアルバムは、オーストラリアで版権の問題から、海外での販売ができず、さらに版権を持つレコード会社が倒産したため、現在ほぼ入手不可能となっている。

ドレストアップ・アズ・ライフ　(Dressed Up As Life)

2007年、2枚目のスタジオアルバム（メジャーレーベルとしては、初のアルバム）としてリリース。当アルバムには、「フリーハグ」キャンペーンのＢＧＭであり、アメリカ国内のロックチャートで8位の快挙を記録した「オール・ザ・セイム(All The Same)」、さらに正式なアメリカデビュー曲で、チャートの20位を記録した「マイ・ワールド(My World)」が含まれている。

トライポーラー(Tri-Polar)

2008年12月より製作に入り、2枚目のメジャーアルバムとして2009年7月14日にリリース。ビルボード200において、31位を記録。 アルバム中、最初にシングル化された「ユー・アー・ゴーイング・ダウン(You’re Going Down)」はＷＷＥのイベントや、映画「鉄拳」の公式テーマ曲に採用された。 アルバム一曲目の「ウォー(War)」は、ゲーム「ストリートファイター4」の宣伝用に起用された。 当アルバム中から、2009年11月に「オッド・ワン(Odd One)」が、続いて2010年6月22日に「メイビー(Maybe)」がシングルカットされた。

「フリーハグ・キャンペーン」ＢＧＭの真相

アメリカのレコード会社と契約を交わした後、シム、エマ、マークの三人は、個人で、オーストラリアのモールで「フリーハグ」運動を行っていた通称ワン・マン(Juan Mann)の様子を撮影したビデオを制作。その際自作の「オール・ザ・セイム」を挿入し、YouTube上に公開。これが4300万回を越えるヒット数を記録、世界規模の知名度を得るきっかけとなる。

「ライヴ＆アンプラグド(Live & Unplugged)」

2010年4月6日、EP盤「ライヴ＆アンプラグド」をリリース。アコースティックヴァージョンの「Odd One」「So What, I Lied」「The Pretender」「You’re Going Down」を収録。「You’re Going Down」は、シカゴのラジオ局でのインタヴュー中にライブで録音された。

＜逸話＞

・ エマ・アンザイは日系の血をひくオーストラリア人。苗字のアンザイは漢字表記では「安西」。この名前は、エマのベースに書かれていたこともあり、現在公式に販売されている当バンドのタンクトップにも、漢字で記されている。